2011/07/18

日本サッカー女子世界を制する

日本サッカー女子、なでしこJAPANが強豪アメリカを破り、悲願の世界No,1に輝いた。この勝利が持つ意味は値千金だと思う。日本発世界一をひとつでも多く輩出することが、今の日本、世界に求められていることだ。それを彼女達は成し遂げてくれた。苦しいときは私の背中を見なさいという全てを背負う気概は並みの精神力で言葉にすることも実行することもできないことだと思う。貴方が苦しいときはどうするのか、精神的にも肉体的にも本当にギリギリのところで踏ん張ってつかみ取った勝利は皆さんのおかげではなく、絶対に選手達のものだと思う。アメリカも厳しい雇用情勢と、先行きの不透明さで、米国民も、心から世界一になってマインドセットをポジティブ一色に染めて、自信を取り戻したい気持ちで一杯であったに違いない。あと一歩及ばずに逃した勝利と悔しさは糧になる。アメリカはこの悔しさをバネに傾いた経済をテコ入れするエネルギーを得たかもしれない。勝利は一瞬の輝きで、その一瞬に全てが凝縮されている。日本はこの勝利に陶酔することなく、現実を直視し、厳しさの中に身を置いて各々が自分で世界一をつかみ取りにいかねばならない。彼女達は自分達の仕事をやりきったのだ。我々ビジネスパーソンは仕事で卓越した成果をあげねばならない。そして世界に貢献しなくれはならない。日本発世界一を1つでも多く創りだそう。それには不断の実行あるのみだ。