最近パターン化している効率的な学習方法です。
①学びたい分野の本を多読するんですが、書かれた時期がポイントです。過去のものなら現在と比較してどうなっているのか。その理由を考える。比較的現在なら現在進行形の状況を浮かべながら、その先どうなるのか考えてみる。未来のことを書いている場合は、逆になぜそう書かれたのか、現在のことについて考えるようにする。
②グーグルアラートという機能があり、キーワードを選んで登録しておくとインターネット上に引っ掛かったキーワードのニュースを全て指定するE-mailアドレスに送信してくれるので、学んだ分野のキーワードを登録しておくと、恐ろしいほど情報が集まってきます。①で徹底的に頭に叩き込んでいるので、②のニュースを見ると背景を理解しているだけに深読みできるようになっているので、何十件ものニュースをサラッと流すだけでも情勢をガッチリと把握することができます。最近ならロシア、クレムリンのことも随分良く理解することができるようになりました。最近のニュースも単純に記事の内容だけではなく、その背景に何があるのか。そこが読めるようになったことは、この学習法の成果でしょう。
③理解した内容をブログや、紙に書き出して、もう一度よく噛み砕くことで、更に血となり肉となります。
さていよいよ一旦ロシアから離れて、私の中の無知の極みである中国に挑みます。なにせ全く中国のことは知りませんので、白紙からスタート。この学習方法でどれくらいで深層部分まで迫れるか楽しみです。既に多読は開始しており、今回は香港着任から毎週レポートを作成する計画なので、ヘビーな1年を過ごすことになると思いますが完遂しようと思います。またウィークリーレポートとは別にマンスリーレポートという新たな課題もできたので、早速どのようにアプローチすべきか骨格作りと、たたき台になるであろう書籍をいくつか仕入れて読み始めております。このようなキーポイントとなる書籍は大きなリアル書店で片っ端から中身を流し読みして内容が充実しているものや、知りたい情報を多く含むものから選んだり、インターネット書店でキーワードから引き出したりして良質なものを選び、そこを軸として多角的に重複的に情報を集積するように多読して、頭の中にプラットホームを構築するのです。そこに自分というフィルターを通して独創性を入れることで1つのウェポンが完成してゆきます。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060828/246482/
(グーグルアラートの類似活用例が出ている記事です)
2008/02/24
効率的な学習方法
ラベル: 仕事