2009/03/11

日本は白洲次郎ブーム



日本に戻った時にやたらと書店に白洲次郎コーナーがあったので驚きました。私は以前の上司がとても白洲次郎にこだわっていた方だったので、興味をもって何冊か彼の人生や人柄について書かれた本を読ませて頂きましたが、後世に責任を持ち、志と使命感を持って信念を貫いた方として非常に学ぶことが多い人物だと感じました。真のリーダーが不在の日本で、今人々はこのようなリーダーを求めているのではないでしょうか。今の日本の政治家には、そのような人物は見当たりません。誰かを待つのではなく、自ら一歩でも白州次郎のような志を掲げて行動できるひとにならなくてはならないのだろうと思います。日本は今変わらないといけない時であり、日本は世界を変える原動力になるぐらいの気概を持つべきでもあるのではないでしょうか。失われた10年がもう1周やってくるなど安易な言葉を鵜呑みにして下を向くのではなく、日本をブレークスルーさせるために何ができるのか考えようではないか。土いじりの時間は、そんな彼の志を具現化させるための時間であったのではないか。