09年後半に新興国が先進国の企業を買収した件数は前年同期比で30%増加、これは別に驚くべき数字ではない。日本がバブルの頃に海外不動産や美術品などを買い漁っていた時代を思い出せば少しも不思議なことではない。問題はそれをどう活かせるかなのだろう。その点で日本は大いに反省すべきだった。そして買うか、買われるかでいえば、日本は買われる側にいることを認識する必要があるが、買いたいかを問えばYesとは言いがたいのも現実だ。非常に足早だが、アウトプットしないインプットは意味がないため、サクサクとアウトプットをしている。