2010/10/21

Prepare for Japan Crashing 日本経済破綻に備えて

休日に買い物に出かけた先での光景。小学生ぐらいの女の子がCDの試聴をしながら踊っている、このコーナーはK-POPのコーナーである。「少女時代」韓国のスターで日本では、最近すっかりお馴染みになっている。日本経済が好調で経済大国であった時代、アジア各国の若者はJ-POPに憧れ、ファッションなどでも強い影響を受けていた(今も名残はある)、現代では、1997年のアジア経済危機から多くを学び、経済も国のビジョンもしっかりしている韓国の影響を日本が、文化面でも受けている。経済が好調だと、文化面でも繁栄してゆくのではないかと思う。ファッションビジネス業界に携わる人間は、経済発展している国から創造されるファッション、トレンド、ファッションを牽引するようなスターやアイドルの存在にもしっかりと目を配っておくべきである。ここまでは余談であったが、冒頭の書き出しは、日本が経済破綻、よく言われているJapan Crashing後の日本の状況を思い浮かべてのこと。歴史は繰り返される。次は日本が沈む可能性がある。日本が破綻する時。国はどうなるのか、企業はどうなるのか、個人はどうなるのか。このようなことを1997年に戻って予測する必要がある。ではその状況下で何ができるのか、今やっておくべきことはないのか。早急に取りまとめて実行する必要がある。幸い1997年当時はアジア地域が限定的に経済危機に追い込まれただけであったため、外需主導(欧米への輸出)で飛躍的に回復することができたが、現在の欧米にその力はあるのか(むしろ破綻のあおりを受けるのか)。ないとすればどのような打開策があるのか。自分が属する産業への影響、そこで生き残れるのか。日本円が紙切れになったら、どうやって生活してゆくのか。今朝はその対応に追われるような日本経済破綻後の夢を見た。これは国の問題ではない。個人にまで影響が及ぶ深刻な問題なのだ。