2011/10/06

米国製エリートは本当にすごいのか?


タイトルが気になってはいましたが、なかなか手が伸びなかった一冊、突発的に空いた時間にねじこみました。これをただ読んで、へぇ~ では全く意味がない。しかしながらエリートを目指すのかと言われたら、そんな器ではない。読みどころはどうやったら成長できるか、そのエッセンスを本著から引き抜くことだろう。


成長のスピードを加速させるためのポイント3つ

①多くの知識や経験があること(インプット)

②多くの知識や経験をうまく整理し、つなげる能力があること

③整理された知識、経験をうまく発信する能力があること


①膨大なリーディング ⇒圧倒的に不足している

②レポート(知識の編集作業)、意見をまとめる

③レポート、討論、プレゼン

②と③は訓練によって補えるので①が結局は大差を生む

経験という点では年齢を重ねることの唯一のメリットだと感じた。


非常に多岐にわたる情報が取り込まれていて、自分の知らない世界のことを客観的に語っている内容だったので、吸収できることが多かった。自分を鍛えることは本当に意識的にやらないと成長は難しいし、その場しのぎで勉強しても厳しい。ちゃんと体系的にまとめて、狙いを定めたうえで継続して実行するからこそ、結果がともなってくる。来年に向けての集中テーマは「古典」、自分をいじめぬかないと飛躍的成長はできない。語学もここから上げてゆくために、攻めなくてはならない。

さながら、こんな感じ。(しかし何度見ても、恐ろしいほど抽象的で笑える)