今週休暇に入る前に、聴いた言葉が衝撃的過ぎて、自分の人生をどうするのか、ここ数日真剣に考えた。今が自分の市場価値のピークで、あと数年もすれば世界中の本当に優秀な人材が、我々が長年培ってきた理念や原理原則を最速でキャッチアップして体現しはじめる。グローバルフィールドでの私の付加価値は下がる。日本においても、優秀な外国人マネジメントが逆流し、おそらく熾烈なポスト争いになる。そこで生き残れるならまだまし、志があっても能力が伴わないと何も成し遂げられないだけでなく、厳しい表現をすれば完全にお払い箱だろう。「フラット化する世界」なんて本の中での話しとは思っていないにしても、殆どの人間は他人事と思って生きている。いよいよその時が来た。ずっと考えて続けていると、自分は何に喜びや充実感を感じて生きているのか、よくわかってくる。言葉にするとこうだ。自分は、自分の人生を「教え育む」ということで人々の成長を実現し、人々の生活を豊かにし、世界をよりよい場所へと導くことに心血を注ぐことを、自分の人生の成し遂げる目標とし、21世紀が人の成長にイノベーションを起こした世紀となるような仕事を実現する。2012年は教育者としての自らの人格形成を徹底的にやる。誰よりも貪欲に学び、経営については必ず抜きに出る。2013年は更に飛躍の年とする。狭い領域にとらわれず、自分が希望する場所で希望する仕事をする。それができるような人材になる。金の為に自分の人生の時間を切り売りすることは絶対にしない。志のために生きる、もし道が分かれるようなら自分の意思で自分の行くべき道を決める。それにしても、この気分は、全くもって淘汰される生き物のそれだ。