2008/01/27

立てよ日本人

本部インターンで電車に揺られて通勤することになり、改めて日々不服に感じることがある。それは電車の優先席に平気で座っている学生と社会人、しかも座っている奴はだいたいゾンビみたいに眠っている奴が多い。彼らはなぜ座っているのだろうか。なぜこんなことが平気な社会なのだろうか考えることが増えた。日本社会は間違いなく疲弊している。彼らのロジックはこうかもしれない。お年寄りが来たら席を譲るつもりだ。このロジックを辿ると、誰もいなければ座ってもいいんじゃない?から来ている気がする。それが習慣になり、今ではお年寄りがいようといまいと占領する。隣の人も座っているからいいじゃない。私だけが座っているわけではない。今日は疲れているから勘弁してもらおう。この思考パターンは「明日大好き」の人間思考パターンである。明日から頑張ろう!明日やればいいじゃん。きりがいいから明日から。常に先へ先へと物事を延期してゆく、明日は一生来ないのである。明日になれば、また明日があるという。どうすればいいのか考えたが、罰金を取ればいい。その罰金はユニセフに寄付するか、線路沿いの緑化の経費に当てればいいのではないだろうか。それを社会のインフラということで利用者の上に胡坐をかいて座っている(つぶれそうになっても国が援助してくれる感覚)鉄道会社トップがやってくれるかどうかは期待できそうにないけれども。そんないくつかの皮肉をこめて、立てよ、そこの日本人。