ヒトはとても尊い存在であり、どんな高価な腕時計や宝石を着飾ること、贅沢な食事や、豪華な家よりも遥かに価値がある。そんなモノに引け目を感じる必要など全くない。そのヒトが、そこにいることが、どれだけ素晴らしいことなのか、ヒトは連綿と受け継がれた遠い昔から、気が遠くなるほど幾重にも積み重ねられた時間の集大成、様々な価値あるヒトとヒトが有機的に結びついて、この世に生を受け、そしてひとりひとりが全く違う道を歩いてきた稀有な存在だ。あなたそのものが、この世に存在する全ての中で、唯一無二の尊い存在だ。どんなことにも負い目を感じる必要はない。ましてやモノや環境、職階、学歴、所得で比較するなんて全く意味のないことだ。本当に清清しい生き方とは、裸で生きること。ヒトが本来持つ最も洗練された存在価値を示す瞬間は土に返る時。我々が持ち運べるのは我々自身のみ。