何よりも、半年で店長を育てるということが大偉業のような認識でいること自体が危険すぎる。常識を覆すことを常とするならば、半年でやって当たり前というような気概や風土が醸成されていない限り、そこが言い訳や妥協する逃げ口になる。育成責任者ができるかどうか不安などと口に出して言ってどうするんだ。できることが当たり前と思ってこそ、そこから現実が乖離したときの戻しの強さや粘り強さに底力が生まれる。ノウハウは確かに大事だ。しかしその前に自分の中の常識を粉々に粉砕されたし。そして本当に半年でできるんですねとチームメンバーが驚くような状況に心底反省をしなくてはいけない。不可能なんてない。そして困難や欠乏が極限であればあるほどイノベーションが起こるものだ。