今日は本部にて研修があり、その中から1つ面白い話が聴けた。「本と対話する」ということを自社の社長はお勧めしている。本のカバーをはずして、本に直接疑問やポイントを書き込んでゆくというものだ。本をブックオフなどで売るつもりで、綺麗なまま読むひとは、まずやらないこと。私は売った事がないので、どれぐらいで売れるか知らなかったので、お隣に座った方にきいてみたが、20円とか、そのような金額ということらしい。だったら自分が使いたいように使った方が圧倒的に良いし、もう読まないのなら、誰かに譲ったほうが断然良いというのが私の結論。社長がやっていたことは実際は自分でもやっていたので、どんな読み方をしているかを簡単にまとめておく。
①いつ出版された本なのか確認する
(書かれた時期に起きたことを背景として意識する)
②目次に目を通し、全体像をつかむ
③重要だと思うところはページの角を二重折り、参照は一度折り返す
④ペンで疑問を書く、線を引く、マルをつける、などなど
再度読み返すとなぜ、そこが重要だったのかもわかるし、Blogなど外部メモリを使って記憶の補強をしておくことや、要点をまとめるのにも役立つ、また重要なポイントが変化することもあるので、その違いも把握できる。後から思い出せないときは、どこに折り目をつけたのかもわかっているので、最悪は開いて確認することも比較的容易にできる。今後は電子書籍でのインプットも増えてゆくので、対話の仕方が変化するのも想定しているが、おそらくTwitterやFacebookを使って対話をWeb上で行なってゆくと思うし、そちらの方が情報のリンクを一点に集中させるのには効率的だろうと思っている。そして何より最低1つ、本から学んだことを現実世界で具体的な行動に落とし込んで何かを変化させるという習慣化、本への投資(時間とお金)と投資回収を必ずやるということが肝心だ。