この10年はソーシャル×クローズ(服)×リアル(現場)という切り口でInputとOutputのテーマを決めている。アパレル業界もしくはFB業界には、この3つを有機的に結びつけることができる人間が不足していると感じているし、それは社内外問わず、同じではないかと考えている。Be uniqueを実現しようと思えば、1つの自己成長戦略でもある。今日は繊研新聞で目にとまった記事から、少し抜粋してこよう。伊ユークスグループのフェデリコ・マルケッティCEOは戦略なきSocial Networkの活用は諸刃の剣だと語っている。Yooxはイタリア発の高級ブランドを扱うオンライン・セレクトショップで日本語版は、2005年より開始しており、世界NO.1のマルチブランドを扱うファッション&デザイン・バーチャルブティックを目指している。同様にFacebookで20ヶ国で22万人のファンを獲得しているブランドも存在している。satisfaction guaranteed(サティスファクション・ ギャランティード) 、というメンズカジュアルブランドである。ファッション業界はITに疎すぎるというのが、両社のトップの見解だが、私も同感であり、この産業には大きくポッカリと空いた、この穴を埋めることができる人材が必要とされている。T型人間の時代だ。