2011/01/28

The land of serious recycling.

Recycling Strikes Back からThe land of serious recyclingと表現された国Germanyの厳格なリサイクルのルールは間接的に環境保護に貢献しているという記事だが、私達が経済を大きく発展させようと考えるとき、まず真っ先に消費の拡大ということが前提になりやすい。その場合このような厳しいリサイクルのルールというのは消費をMinimumに抑えるような心理的圧力を加えるので、どこか経済成長に足枷をつけるようなイメージになるが、限られた資源をどうしたら効率的に活用できるかということがポイントで、もっとこの産業が大きく成長していかなくては、私達は地球そのものを喰らい尽くす可能性が高い。やや滑稽なのは、ドイツは欧州という経済圏の中で欧州各国への輸出で経済が潤っていることだ。国内ではせっせとリサイクルに励み、大量生産したものは国外へ排出する。ただドイツの私の第一印象はあらゆるところでアイドリングストップの意識を感じられたこと。そのような精神が元々根付いているのだろう。日本の省エネ技術が世界水準であることも、どこかドイツという国に親和性を感じてしまう。旅先で出会ったドイツ人は皆、素朴で賢明な方々が多かった。何はともあれ、ドイツに行ったらまずゴミの仕分けを学ぶことが肝心というのは、この記事を読めば想像できる。