課題図書を読み進めている。この本は実は読むのが2回目だが、1回目に読んだときと、明らかに現在読むのとでは自分自身が変化しているので、ちゃんとはじめから読んでいる。私の場合、2007年を境界として、それ以前と以後では圧倒的に、考え方や自己研鑽の時間量の桁が違っているので、正直2007年より前のインプットに関しては、目を通したものについてもわかったつもりにならずに復習をすることにしている。今のインプットはリアル世界に対して必ず「実行」を伴うものにしているので、当時の自己研鑽に比べると意味合いが違ってきている。p212にある良いリーダーシップのモノサシについて、アメリカでは、よく「管理者が有能かどうかは、本人に何ができるかではなく、その管理者がいないときに、部下に何ができるかを見ればわかる」と言われている。裏を返せば「上司がいないときに、自分であらゆることを判断し、的確に対応できなければ未熟」ともなる。日本のような残業文化や休暇も満足に取得できない、究極は公休日に判断を求められるような状況ではいけないし、それが自分の部下育成の甘さということになる。確かに、1つ1つの仕事については店長は完璧だろう。わからないこともないし、異常に綿密にどの仕事もできる。つまり本人に何ができるのかを評価しても意味がないということになる。問題はその部下に何ができるかである。そしてその部下を自分以上に育てることに挑戦すること。これが更なる挑戦だ。私は今後も、あくまで、グローバリストの育成に心血を注ぐ。だからこそグローバリストを定義し、求められる人物像を明文化した。そして何より自分がそうなる為に。
2011/01/28
良いリーダーシップのモノサシ
ラベル: 仕事