2011/01/23

מצדה‎ Masada マサダ要塞

今日は仕事帰りに、いつもの駅前書店に立ち寄り2冊ほど本を購入、情報屋の店主と軽く立ち話になる。棚に陳列されていたMichael Sandelについての話になる。ここは私の方がかなりインプットしているところなので、逆にどのような薦め方をしてくるのか耳を傾けた。次にドラッカー、こちらもおそらく私は仕事上でも接点が多く軽くジャブ程度になる。ここでいきなりコメディーで覚える英語、最近よく宣伝をしているものは面白いかどうか、他のお客さんの反応はどうかという話題になり、なぜかそこから話が脱線し、店主の友人のユダヤの方の話になった。最終的に、今日の話題の中心が「異文化コミュニケーション」という話になる。店主の友人のユダヤの方は日本に居るのに、一言も日本語で話をしなかったそうだ。店主は日本にいるなら日本語を話せと要求したそうだが、彼は日本人をいわゆるイエローモンキーと思っていたので、敢えて日本語を使わなかったそうだ。理由は3つ。①無宗教、②英語が話せない、③歴史を知らない。ではなぜ英語が話せない店主が、この友人と親しくなったのか、それは店主が①について反論し、③については、店主がユダヤの歴史や地理に詳しかったからだ。




マサダ要塞




嘆きの壁



私もユダヤについての本はいくつか読んだ記憶があるが、なんとなく嘆きの壁の印象はあっても、こちらのマサダについては初耳であった。相手の文化を尊重するということは、相手にとっては非常に嬉しいことで、その後店主とそのユダヤの方は様々な話を片言の英語を使いながらというか単語で会話をしながら意思疎通をしたそうだ。店主は事在るごとに、お客さんが外国に行く場合、この文献だけは知っておいたほうが良いと教えているそうで、異文化コミュニケーションは言葉だけで通じ合うだけではない参考になるケーススタディであった。マサダについては名前だけ、もう一回教えてくださいとメモ紙に書いてもらい、帰宅後調べてみました。1つ勉強になった。