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2009/09/29

価格で対抗するのは賢明か、マーケターの手腕は?

18日にイオンはPBで、680円のフリースの販売を発表した。価格とカラバリ(カラーバリエーション)で勝負するようだ。前年比2倍の450万枚の販売を見込んでいるようだが、確かに「安い」だが、価格設定は前年比でどうなっているのか、また原料費はどうなっているのか。価格設定が前年の半額以下なら2倍売っても、採算が合わない、採算が合うなら原価を抑えている、つまり技術革新によるものか、大量生産によるコストダウン、もしくは質の低下、または話題性の提供のみで、来店客数の増加により、他の商品を買ってもらうことで空いた穴を埋めていこうとしているはずだ。(マクドナルドのコーヒーの無料券と同じやり方)低価格戦略は正解なのか、以前本ブログでも書いた、売れるもマーケ当たるもマーケの①、そして②に該当するような事例に当たっている。ユニクロの代名詞のフリースと低価格を掲げてのマーケティング戦略、果たして吉と出るか、凶と出るか。顧客は価格もさることながら質にもこだわる。このような分野はファストファッションの安くて、ファッション性が際立っているから売れるとは別の領域であることをマーケターは理解しなくてはならない。またスーパーのユニーも同様にユニクロの代名詞である「ヒートテック」に対抗して、「ヒートアップ」という商品開発をし、PBとして販売を発表したが、こちらも同様。

2009/05/25

男人心事



毎朝店舗へ向かうFerry乗り場の看板の「男人心事」という文字が気になっていたが、「男心」とか「男の事情」とでも訳せば、しっくりくるのだろうか、改めて問題提起された感じがして、毎朝「男の事情」について考察してしまう。そこで今回は香港の目を引かれた広告について、男の事情を織り込みながら、綴らせて頂こうと思う。香港は皆さんも知ってのとおり、あの派手な大型看板がネイザンロード沿いに、ところ狭しと掲げてあったり、香港島には各企業のネオン管がギラギラしている。また地下鉄MTR内は、2週間単位で目まぐるしく広告が全面入れ替わりになるなど、Marketingというか広告天国で、実際に香港の方々は、どれぐらい広告を見ているのか、広告も見ているけど、広告を見ている人を観察しています。香港に1年ほど居ますが、一番目に留まったのが、この美容大手詩琳という会社の広告です。

思わず「おっ!!」 ここで男人心事を申し上げると、これは本能的に視線が行ってしまうわけなんです。そして、この広告の凄い点は、なぜ美容かと言えば、それは異性を惹きつけるのが、大抵の目的なわけで、美容を売り物にする企業としては、女性が憧れて「おっ!!」と思う広告より、男性が「おっ!!」と思って視線を釘付けにする広告でないと、良いMarketingとは言えないのでしょうか。つまり男性がおっ!!と本能的に反応してしまうようなミューズを広告塔にすることで、それを見ている女性に、こうなりたい!!と感じてもらえることが集客、ブランディングにつながるのではないでしょうか。と完全に男人心事を踏まえての、雑談でした。


ほんとに、くだらなくてすみません…。

更に余談ですが、この広告はPosterですが、実はCMも存在していて、これがまた初めは気付かずにBusの中のモニターを見ていたのですが、スーツ姿の女性が街を歩いており、信号待ちで、いきなりスーツを脱いで、Tシャツにホットパンツという真夏のStyleに早替わりするわけなんですが、ここで、なるほどねぇと思っていたら、次の信号待ちのシーンでいきなり、Tシャツとホットパンツから水着に変身。一瞬ヒヤッとしました、結局本気で、2回驚きました。それがこの広告と同じものだったわけです。衝撃でした(笑)

2008/09/21

H&Mの日傘の宣伝効果


ファッションブログで取り上げられていたH&Mの日傘の宣伝効果について、H&Mのオープンの日は確かに日差しも強く、気温も高い日で汗がじっとりと額ににじむような天気でした。この日傘を見てピンときたのは、かの松下幸之助さんが、万博のパビリオンで行列するお客様が同じように、暑い中並んで頂くことに申し訳なさを感じて日傘と即席で紙の帽子作らせて配布したというエピソードがあり(しかも自ら実際に列に並んで自社のパビリオンを視察したそうです)この話がピンと来ました。これは顧客視点がマーケティングになった例ですが、H&Mのこの取り組みは松下幸之助さんの発想とは逆ですが、結果顧客への配慮とマーケティング効果を十分に満たしているものだと私も感じました。このエピソードをH&Mの幹部の方はご存知だったのかもしれません。歴史に学ぶことは多いですね。

2008/08/29

きっと勝つキットカットの戦略とは

キットカットは、ご存知の通りチョコレートですが、改めてキットカットのマーケティングの素晴らしさを実感したのが、この「きっと勝つ」という受験とチョコを結びつけた戦略。妻と買い物をしていたときにも、印象が強く残っています。このマーケティング戦略をマーケティングといえば、コトラーというぐらい有名な方ですが、キットカットのマーケを高く評価したという記事がありました。お見事です。それに最近は気になる味がたくさん出てますね。私はバナナが好きです。

2008/06/05

定点観測始めました。


ようやく公休日の勉強も安定して来たので、外へ出ることも増やそうと思い、香港の金融センターである中環(セントラル)に出向き、毎週定点観測をすることに決めました。中環は、金融センターというだけでなく、NYで言えば五番街、日本で言うと銀座のような場所で、高級ブランド含め、H&MやZARAなどグローバルSPAも出店しており、1ヶ所でマーケット調査が可能です。全て回るは結構大変ですが、ルートを決めてウォッチし続けようと思います。昨日のテーマはメンズのシャツの商品構成と販売動向です。やたら暑くて湿気の多い香港なので、半袖の需要が大きいと思いがちですが、屋内は冷房、公共施設も冷房が強めで寒いぐらい。日常生活では長袖を着ている方が非常に目立ちます。H&Mの旗艦店を含め、半袖より長袖の売場の方が圧倒的に大きく、シャツ売場の構成も高い(これはセントラルの立地という点もあると思いますが)その分何が縮小されているか見ていると、メンズボトムス、特にデニムは意外というほど縮小されている。また長袖シャツの内訳を見ると定番無地のカラバリ以外で高回転しているのはクレリック、これだけ在庫が過少傾向です。シャツの商品構成、自社は見直した方がいいですね。価格がH&Mで300香港$程度、競争すれば勝てる要素です。
また中環までFerry(乗り場まで10分)を使うのですが、待ち時間(10分)と移動時間(20分)で読書ができるのがGoodポイントです。とにかくインプットの時間が貴重なので移動時間(往復1時間)で読めるということは、時間の有効活用です。これは地下鉄を利用してしまうとできない芸当なので、Ferry万歳ですね。Bus&Ferryなしでは勉強がはかどりません。

2008/04/19

ロゴとブランドステートメント

今朝、面白くも考えさせられた記事に、ドコモの新しいロゴとブランドステートメントについての厳しい指摘がされているものがありました。これを呼んで改めて自分の会社のロゴやブランドステートメントは、このようなマーケティングに携わる方々や顧客、昨今では、異国の地でどのように受け止められ、解釈されているのか再度よく考えないといけないのだと感じました。つまりは私達の会社はこういう会社ですが、単純明快で尖っていて顧客の心に突き刺さるものでなくてはならないし、それを実現するために具体的な行動を起こしていないといけないということになると思います。ドコモは確かに何がしたいか理解できないボヤけた感じを受ける。次に思い浮かべたのは自社。そしてGoogleでした。Googleは、世界の情報を整理し、私達にその利便性を最大限に提供してくれようとしている会社で、付加価値の高いサービスを低価格というかタダ同然で提供しているなぁ…と思い浮かびました。中国のシェアは百度に押されて伸び悩んでますが、それはMP3を検索で引っ掛けてダウンロードできるってことが1つの要因になっているのは、現地人も認識しているようです。(何でGoogleでなく百度なの?と質問してみました)知的財産の制度がゆるゆるである国ならではのシェア確保はなんとも皮肉です。次に考えたのは、自分です。ドコモの件を考えると、自分はこんな風な人間ですは、抽象的で良くないということがわかります。自分は、こんな人間ですと言い切れる必要が自分というブランドを認知してもらうコツなのではないでしょうか。単純明快で尖っていて心に突き刺さることはなにも会社だけでなく、個人にも必要なことだと思います。

http://ohnishi.livedoor.biz/archives/50535117.html
(記事)

2008/03/11

ミューズの法則

ミューズの法則のミューズとは女神のことで、ミューズの法則とは、そのブランドを気に入って使っている有名人やブランドを象徴する人物を広告塔としてプロモーションなどのマーケティング戦略に使う手法で、ポイントはミューズを差し替えてゆくということ。ミューズにも寿命がある。「最高の有名人を使うが特定のひとだけをミューズにしない法則」これの良い例がルイヴィトンであるが、今日、目にした記事を改めて読んでいると、凄く身近にこの法則を実践しているブランドがあったと気付いた。それがサバンサタバサである。ここの社長さんのギラギラ感は特異だと感じていたし、ブランド戦略や店長や社員達への接し方を見ていて限界まで攻めているような雰囲気があったし、どこまで行けるだろうかとは思っていた。実際この記事をアップした方もミューズの法則はご存知なので、そこに触れるかと思いましたが、プライシングについての言及に留まっていたので、私はブランディングのところに触れてみました。

ミューズの寿命の例を2つ
①オードリーヘップバーンとジバンシー、オードリーがおばあちゃんの時期にジバンシー衰え気味であった。
②ダイアナ妃とカナージュ、ダイアナ妃の事故死で美しさが冷凍保存した特殊なケースもある。

http://dwks.cocolog-nifty.com/fashion_column/2008/03/post_6c23.html

http://trife.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/post_170c.html

2007/11/03

人口減少とマーケティング



今朝ブログを読んでいたら目に留まって、どうしても読みたくなって1時間後には手に入れて読んでいた本がこれです(笑)
非常に興味深い内容で、以前ドラッカーを読み漁ったときに人口統計から読み解く経営という印象が残っていたので、今勉強中のマーケティングには凄く参考になるのではないかと思って直ぐに買い求めました。出生率の低下に伴う、生産年齢人口(15~64歳)の人口比率の上昇が労働投入量の増加と国内貯蓄率の上昇をもたらし、経済成長を促進するという「人口ボーナス」現象がアジアの経済発展を支えてきていたが、世界の人口はこれから爆発的に増加する中で、欧米、アジアの出生率は低下したまま下げ止まり、アフリカ圏が人口増に大きく貢献していく状況、特筆すべきは深刻なアジアの少子高齢化が引き起こす影響は、私達の生活の質を支える社会構造に厳しい課題をつきつけている。
ドラッカーを極めたいと思い、物凄く勉強したが、終わりはなく。
マーケティングを極めたいと思い、物凄く色々手をつけているが、全く終わりは見えず。
テストがあるわけでもない、評価されることもないため孤独を感じながらも、どこまでも勉強してみようと思う。ちょっと寄り道したこの本はマーケティングを考えていく上で重要な考え方であったと思う。
店長たるもの人口や顧客セグメントぐらいは知っておきたいものである。