ファッションブログで取り上げられていたH&Mの日傘の宣伝効果について、H&Mのオープンの日は確かに日差しも強く、気温も高い日で汗がじっとりと額ににじむような天気でした。この日傘を見てピンときたのは、かの松下幸之助さんが、万博のパビリオンで行列するお客様が同じように、暑い中並んで頂くことに申し訳なさを感じて日傘と即席で紙の帽子作らせて配布したというエピソードがあり(しかも自ら実際に列に並んで自社のパビリオンを視察したそうです)この話がピンと来ました。これは顧客視点がマーケティングになった例ですが、H&Mのこの取り組みは松下幸之助さんの発想とは逆ですが、結果顧客への配慮とマーケティング効果を十分に満たしているものだと私も感じました。このエピソードをH&Mの幹部の方はご存知だったのかもしれません。歴史に学ぶことは多いですね。
2008/09/21
H&Mの日傘の宣伝効果
ラベル: マーケティング