中国を考える上でのポイントとして、官製スローガンを逆さから読むと良い。という非常にシンプルな考え方を中国の方が書いていた。確かにその通りである。官製スローガン、つまり国による政策や方針であるが、現在の中国を代表する官製スローガンの1つと言えば「和諧社会」である。簡単に言ってしまえば和諧社会になってないってことだ。なるほどなぁと思った。地方政府が掲げる官製スローガンも意識的に逆さまに読むと現状を理解する助けになってくれる。北京オリンピックのCM(CCTV)などを見ているとギンギンな官製スローガンが映像としても言葉としても見えてくる。モラル低いぞ君たち。たくさんの海外の要人や観光客が北京入りする間だけは、なんとかつくろいましょう的な事なのか。彼らの意識改革が環境汚染、政治経済、社会ひっくるめてもかなり重要だと感じる。隣国による我々日本の環境汚染も決して見過ごせないレベルにまで達しているのも事実である。そして、これは日本に限った問題ではない。