2008/04/19

苦い思い

香港に赴任して3週間が経過し、非常に苦い思いをした。仕事は仕事で120%やりきらなければならないのは当然。自己成長のための努力は仕事とははっきりと区別してやる。その自己成長のための計画が遅れている。計画は単純に雲雨傘だ。
①雲:客観的な事実を把握する。
②雨:自分の考えを①から抽出する。
③傘:具体的なアクションに移す。
つまり「雲を見て、雨が降ると予測し、傘を持って外出するという行動に出る」これを今回の計画に置き換えると、①中国の産業全体を把握する(俯瞰⇒ミクロ)②その事実から何が起こるか、何が起きているか考察し未来を予測する③会社に提案できるものは提案、自分でやるべきことは自分でやる。このようなステップを描いて渡航したのだが、失敗した原因は2つ、中国について、単純に自分があまりにも無知であったということ、情報のインプットだけでも多大な時間を要し、1ヶ月で②まで引き上げるような状況ではなかった。また産業についても、あまりにも知らなさ過ぎた。2つ目は想像以上に中国の産業の流れ、変化が早くインプットしている間にも変化をしており、社会主義特有の法律の改定により、昨日OKだったものが今日はNGや、中国のフィルターで情報収集をすると言語のハンデにより、読み込みに時間がかかる。また情報の信憑性や情報がいつ出たものかを注意して確認する必要があるため。私の力量が良くも悪くも明確になった3週間。苦いの一言だ。非常にいい経験にはなったので、今後は立て直しをして、自分が納得できる状態にしてゆきたい。ほか、外的要因は語学力アップのための施策、ネット環境整備の遅れぐらいで、そもそも出国前に①を完結すべきであった。苦々しい悔しさが頭の中、一杯だ。