2010/08/05

ヒット商品の切り口とは

もうそろそろ「食べるラー油」の人気も下火となってきたが、改めてヒット商品を開発する切り口を考えてみた。この「食べるラー油」を軸に考えてみると、ここから更にヒット商品を創造するヒントがあるように思う。切り口は2つにしてみる。まず1つ目は「調味料」で水平展開してみると、七味、山椒、胡椒、マヨネーズなどが思い浮かぶ、このうち私が一番お勧めなのは実在している「生七味」言い換えれば「食べる調味料シリーズの生七味」だ。これは個人的には「ラー油」より美味しい。

このような展開で、食べる胡椒、マヨネーズなどは熱狂的なマヨラーが存在しているわけだから、マヨフレークのような感じにするといいかと思う。もう1つの切り口は、調味料は味付けするもので食べるものではないという固定観念を打破するやりかた。今、注目している切り口は、確かDyDoさんから発売している「飲む杏仁豆腐」、杏仁豆腐はスイーツで器に入れて「食べる」という考え方を「飲む」に変換しているところ、このような切り口で考えると、ヒット商品や話題性のある商品を創造しやすいのではないだろうか。