2010/08/12

蕨会


6年前に新人店長として着任し、赴任してきた蕨はとても思い出深い場所である。そこで当時一緒に働いた仲間とこうして再会し、酒を酌み交わせるというのはとても幸せだ。当時10代であった学生は勿論20代になり、それぞれ仕事をしている。これもまた新鮮。当時は労務管理もゆるく、週1休みとか21連勤なんてこともあった。朝はDream7という号令で、早朝から毎日売場作りを頑張っていた。今考えると、とても特徴的な店舗で、ほとんどが男性スタッフで、女性は限られていた。その為、試着室担当に男性しかいない、レジも男、全て男という日も普通にあった。なぜか店舗のスタッフルームは部室の匂いがするということを当時の女性上司は入店の度に言っていた。売上が120%を超える日はパフェを食べて祝うなど、意味不明な伝統を築きあげ、ほぼ連日近隣のファミレスのパフェを食べ歩いていた。当然帰宅は1時なんてザラだったと思うが、翌日はDream7で店舗に6時45分ぐらいには集合していた。金曜日の夜の閉店後22:00からは近くの公園で縄跳びを店長代行者、スタッフ入り乱れてやっていた。早番スタッフも参加するほど、盛り上がり2重とびを競い合っていた。その後大縄跳びというのが定番であった。恐ろしくタフなメンバー、今でも、その大縄跳びを当時の店長代行者が自宅に保管しているというのには相当驚いたが、これも私達が築き上げた絆なのだろう。もしチャンスがあるのなら、もう一度このメンバーで1つの店舗を運営したいと心から思った。とても気持ちよい夜風を感じながら、行き着けであった居酒屋マロのオープンベンチで終電まで、会話を楽しんだ。皆ありがとう。