人生において、縄跳びに触れたことがない人はいないぐらいに、縄跳びはポピュラーだ。ただの縄一本をピョンピョン跳ぶことを体験するのは、小学校に上がる前、小学校に上がってからは交差や二重飛びなど、高度な技術を含め、結構縄跳びと付き合うようになる。その後、この縄跳びとは疎遠になる。私の人生においても同様だった。彼(縄跳び)と久しぶりに再会したのは新人店長に成りたての頃だった。健全な肉体に健全な精神は宿るということで、部下と一緒に夜な夜な公園で縄跳びをすることが店舗スタッフまで巻き込んで定例のイベントとなり、毎週金曜の勤務終了後の夜には個人技を競う、縄跳びと、全員で大縄跳びをする日々が続いた。どれだけ働いても、こんなことを平気でこなしていたのは実は体を鍛えていた賜物だったのだろう。今日はそんな彼とまたしても久しぶりの再会を果たした。大人げなく100回を3セット飛んだ後で、ムキになって連続300回、そして連続450回と自分で決めた1000回を突破するまで粘った。なんだろうか、この爽快感は。縄1本だけど侮れない奴だ。彼は。そして縄跳びのルーツは謎に包まれているところがまたなんとも言えない。
※当時の大縄は今も、当時の仲間が保管しているそうだ、これには驚いた。
2012/02/10
なわとび rope-jumping
ラベル: 話題