2008/10/09

チャイナリスク ある邦銀の挑戦



邦銀が香港に支店を開設する挑戦から、中国本土、社会主義の扉をあけるまでの軌跡を描いたもので、香港で働いている私にとっては、丁度10年前に香港に来たときの記憶(旧国際空港など)、当時の町並みや雰囲気と現在目にしている香港の状態と比較することができ、非常に楽しく読むことができた。かなり昔の生活環境も生々しく想像することができ、当時の駐在員達の苦労がうかがえる。この国がどのような国なのか、人間模様も描写されているため、1つのケーススタディとして学ぶことができる1冊である。

香港政府の方針

①葵涌の物流センター化
②新空港建設、アジアのハブ
③旺角の西側海岸の埋立地のメトロポリタン構想
④中環(セントラル)の再開発
⑤觀塘地区、旧啓徳国際空港跡地の再開発

③④はまだやってます、⑤は頓挫