渥美俊一さんの著書、商品構成、チェーンストア理論シリーズのうちの1冊。これが丁度、現在自分が取り組んでいる売場改革に大いに役立った内容であり、この1年大型店の店舗運営で蓄積されたモヤモヤ感をすっきりさせてくれる手助けとなった。振り返れば、ひたすら部下育成と人事の問題で費やした時間、ようやく売場や商売の中身のところに着手できる喜び。無論課題は山積みではあっても、1ミリでも前進できることは、自分にとってとても大きい。2008年店長としてのグレードを上げた直後から、海外赴任し、考えてみれば独力で試行錯誤した2年があっという間に過ぎ、原理原則と向き合うことすらなかったが、しっかりと何があるべき姿か考えて、トライアルをし、失敗しながらまたトライアルすることができる環境に身を置くありがたさ。新入社員の育成をしながら、自分も大きな挑戦ができるということはとても恵まれていると思う。これを皮切りに、真の売場王を目指すと心に決めた。特大ホームランか空振り、どちらかで良い。果敢に挑む。