坂根正弘さんの著書、ダントツ経営 コマツが目指す「日本国籍グローバル企業」を読んだ。この「ダントツ」という文字が目を引いたこともあるし、コマツという重機を扱う企業についての知識もなかったので、気になったので即購入して読み進めてみた。私のコマツのイメージといえばブルドーザぐらいであったが、知れば知るほど魅力的な会社ということがわかった。以下、備忘録としてキーワードを書き出しておく。継続してもっと深堀してゆくべき内容が多く含まれていた。
- フルーガル・イノベーション(金をかけないイノベーション)
- 地域経済活性と企業誘致(中国経済の行政)
- 成長とコストの分離
- 投資機会とバブルの関係
- ICTシステムというアイデアの転用
- ダントツ商品開発にはまず何を犠牲にするかという発想が必要
尊敬する方が以前にコマツで仕事をされていたことを知っていたので、目にとまったということは、やはり1つの機会であったと感じるとともに、全く別の産業から、視点を取り込んで仕事に活かしてゆくということは、単に延長線上の成長ではない、何かを必ず自分にもたらしてくれる。コマツが向かうところにマーケットは存在している。