2010/01/22

20年後のチリを見てみたい

チリの子育て支援は、日本の子育て支援とは、一味も二味も違う。3歳以下の子供は、医療費も、保育料も無料でサービスを提供するというもので、日本でも、保育園や幼稚園などの施設が不足しているという問題を抱えているが、チリ政府は1日に2.5箇所というハイペースで幼稚園を開設し、780箇所から4300箇所と劇的に施設数を増加させた。カネは使いようだと思う。手当てを毎月家庭に支払うよりも、教育の機会を平等に与える、安心して生活できる、子供を預けている間に働きに出ることも、選択肢として容易に考えられる環境にする、また雇用の場も作るということ、そして何より、その恩恵で将来子供達が豊かな社会を築いてゆくというメリットが考えられる。どうせ税を納めるなら、チリのような使い方をしてもらいたいものだ。20年後のチリは一体どうなっているのか楽しみだ。