2010/01/22

JALの経営破綻

JALの経営破綻について、非常に衝撃的だったが、内部にいた方から直接話を聞く機会があり、破綻して当然だと正直思った。いや今まで破綻しなかったのが不思議なぐらいだ。どうも国のインフラに関わる企業というのは、国が最後は保護してくれるという甘えを持って経営をされているようだ。以前私鉄に勤めている方とお話したときも、鉄道は潰れないから安心ということをおっしゃっていたが、本音だろうと思う。系列会社の課長クラスで月に50万ぐらいは交際費を経費で落せたらしいが、そのような感覚の人達が上層部にいて再建ができるわけがない。リストラされるのは、そんな甘い蜜を一度も吸ったことがない真面目な社員が多いのではないだろうか。交換すべきは経営トップから企業全体の半分が正しい再建のスタートの切り方ではないかと私は考える。4ヶ月前と国土交通省もいっていることが違う。こんな危ない会社を国任せにするのは非常にハイリスクだ。日本を代表する会社として真の再生を願う。