川北義則さんの著書「遊びの品格」、香港へ帰還する飛行機の中で読んだ1冊。仕事とは嫌でもやらなくてはならないこと、遊びとはしなくてもいいのにあえてすること。では何でヒトは遊ぶのか、どうやって遊ぶのかをまとめている。
①大人の男の「遊び方」
②心のゆとりをつくる「好奇心」
③「男の色気」は酒から生まれる
④モテる男の「距離」のとり方
⑤「ムダ金」から生まれる人生の糧
⑥「心の器」を文化で広げる
①~⑥を遊び心、趣味、作法、恋愛、お金、芸術という切り口でまとめているお遊び。
「ムダなことを考えて、ムダなことをしないと伸びません」は、ご存知一流として名高いイチローさんがおっしゃった言葉である。スポーツカーを遊びつくした白洲次郎。遊び心と遊ぶ技術には仕事にも密接に影響を与えていることは誰しも容易に想像できるが、それを丁寧に説明しているのが本著である。
それにしても、タイトルに品格がついている本が多いな…。
2009/06/15
遊びの品格
ラベル: 読書