東レ経営研究所社長、佐々木常夫さんの著書「部下を定時に帰す仕事術」、タイトルから推測すると単純にタイムマネジメントについての内容で、優先順位やら段取りやらと、ありきたりなことが並ぶのではないかと思っていたが、非常にわかりやすい内容で、実話が具体的に書かれているので、とても参考になった。自分の欠点が、ズバリこの本に書かれており、もっと早く読んでいたら随分と仕事のやり方も違っただろうと感じた、それほど現在の私の状況にストンと落ちた一冊。
仕事術09:在任中に何をなすかの欠落
仕事術11:何でも「一歩先の行動」を、昼食は11時50分に向かう
という殆どの人が同じ行動をしている中での一歩先の本質思考
仕事術18:長時間労働は「プロ意識」「羞恥心」の欠如
仕事術29:事実を見極める
全ての仕事は、経営の仕事とは何か全てが「結果」を出す。
ということのみに直結しなくてはならない。
それも最短最速で。
そう考えると、今回の海外赴任は実に苦い経験と、それこそ数え切れ程
多くの失敗をした結果となった。自分への怒りと悔しさをバネに再挑戦をする。
人を理解すると自分流の仕事観や人生スタイルを押し付けずに結果として
完成度が落ちる。p154のこの一文は非常に重みがあった。
2009/06/21
部下を定時に帰す仕事術
ラベル: 読書