中国政府は10月、上海にアジアで3番目となるDisneylandの開業を許可した。これにより香港DLとの顧客の奪いあいが激化する。本土からの旅行者が香港DLを利用する場合、入境許可やパスポートが必要であり、手続きが面倒だが、上海DLはそのような手続きも不要であるため、本土からの観光客の割合が大きい香港DLでは集客力が落ちる可能性がある。香港と言えばアジアの金融センターであるが、上海は、この点でもアジアの金融中心となるべく、着々と準備を進めており、この2つの都市の争いは今後も過熱してゆくと思われる。