こんなのも1つの好例である。悩んでいる暇がないほど多忙であればいい。悩めるということは、贅沢な時間で溢れているということだ。裏を返すと暇なほど心を病むには十分すぎる環境を整えていることになる。つまり休息を取るどころか、忽ち精神も肉体も崩壊しかねないということだ。私達は手帳の予定をぎっしりにしておけば1年でも2年でも、悩みとご対面するチャンスすら実は逃してしまうのかもしれない。