2009/12/04

Investing In Africa's farmland

投資家JIM ROGERSはビジネスウィーク誌にて

"The gigantic acreage in Africa has been underfarmed because there is not much
infrastructure, not much machinery, not much expertise, not much fertilizer. I
think the world is going to have huge food problems in the next few years. Other
people seem to see that, too, so they're buying up farmland. You can either buy
it or lease it. It's very, very cheap, it's incredibly fertile, and it hasn't
been overexploited. And if you take in some expertise and some machinery and
some fertilizer, you should make a lot of money. The labor's cheap, everything's
cheap."

と語っている、JIM ROGERS氏のブログにも記載があるが、今後アフリカの農地に目をつけるなら、農業には、欠かすことのできないリン鉱石に投資することも有効ではないかと思う。リン鉱石と言えば、中国はリン鉱石の備蓄を強化しており、相当な量を抱え込んでいると推測されている。中国政府系ファンドの投資動向をチェックしていると、どのような目的で資源の確保を行い、他国を出し抜きたいのかが読めてくる。

視点を移し、教育という場でも、様々な批判は存在しているが、孔子学院の存在が中国文化を世界に広めるために一役かっている、それとは対照的に、資金を提供されにくい日本文化を学ぶための講座は米国の教育からは、姿を消しているのが現状である。国の懐事情の差だ。

このように積みあがる外貨準備金を後ろ盾に、触手を伸ばす中国だが、近い将来、新たなバブルを生み出す事になると私は考えている。世界金融危機を救うために、世界中で大量に刷られた紙幣は、行き場所を求めて、今日も実態の伴わない何かに群がっている。非常に危険だ。