2007/09/06

0からの風

皆さんはご存知でしょうか。
私は、この活動に携わっている部下から聞いて、興味があったので色々と調べてみました。
内容は交通事故、それも酒気帯び、飲酒運転による交通事故によって、ある若者の命が突然奪われてしまう、母親はこの事を通して2つ、息子の夢を継いで早稲田大学に入学する。そして飲酒運転での加害者に対してだけではなく、同じような不幸が起こらないように、現行の法律上あまりにも軽すぎる刑罰に対して社会や法曹に対して大きな働きかけを起こしていくという物語である。
日々繰り返される飲酒運転での事故、絶える事がない違反者とモラルのなさ、テレビレポートの中でも平然と酒を煽って運転しようとする無責任な方々を見ているとまず怒りを覚える。
この問題について、わたしも被害者の身になって考えてみたが、飲酒運転で人をはねてしまった場合。例えば極刑にしても気分が晴れることはないと感じてしまう。
極論ずれば、ナイフを差し出されて、そこにいる加害者をメッタ刺しにしてもいい権利を与えられたところで虚しいだけだと思う。
飲酒運転で電柱に衝突して、運転者があの世に行くのは本人の自由だ。
てめぇが好きでやらかしたことだから、自業自得で済む話。
せいぜい後片付けの方が大変だという迷惑ぐらいです。
この問題で常に苦しむのは残された人々である。被害者の親族はもちろん、加害者の親族だって悲しむでしょう。
つまり勝手にご機嫌なのは加害者本人だけなんです。
いつだって、少ない量しか飲んでないから大丈夫、警察にはつかまらない。
飲んでも運転ぐらい平気だと最高に良いイメージしか持っていない。
現実はそんなものではない。
酒を飲んでなくても事故は起きる。健康であっても、ルールを守っていても不幸な事故は起こっている。
飲酒運転なんて論外なのだ。
我々店長職を司る人間は当然、こんなことやってはいけないし、誰かが過ちを犯そうとしていたら止めさせる義務がある。
見て見ぬふりは有罪だ。
決して許してはいけない。
そしてこの問題の根本的な解決方法は、刑罰を重くするということだけではなく、社会を健全にしていかなければならない。ということ。
お互いがお互いを尊重し、相手の立場になって考えられる人間が増えることこそ、このような不幸な事故を減らすすべなのではないかと考える。
そしてもうひとつ、信号は青なら進めの教育も青だろうが、赤だろうが、車の有無で道を渡るべき。
という危機管理についても我々は注意を払うべきであり、子供に教育していくべきだと思う。

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