key factors for successつまり成功する鍵である。
例えば成功した企業のやり方を調べることで簡単に成功できるほとんどの人は思ってしまう。
成功した企業はマスコミや雑誌、メディアにも露出するので、その手法や方針などはガラス張り状態になる。そしてそれを取り巻く人々はすっかりと全てを理解したつもりになり、なぜか成功できないという壁にぶち当たることになる。
おおよそ誰もが気づいている成功の鍵は見せかけの鍵であり、それをつかんでしまうことで盲目になる。これは先日のパズルと同じようなことかもしれない。
つまりそれだけでは十分ではないのである。実は完全に見落としている鍵が巧みに隠されているはずなのである。それを見つける能力を身につけないと本当の意味でのKFSは手に入れられない。
つかんでしまうのは、失敗の鍵KFFなんだろう。
これは落とし穴だと思った。
そして、このKFSについて書こうと思ったきっかけが、ヘッジファンドの運用悪化であった。
その記事が面白かった。
http://www.gci-klug.jp/klugview/07/09/04/post_2744.php
ほとんどのヘッジファンドはクオンツ戦略というものを取っており、コンピューターに一定の基準で数値が動く(この場合は株価)と自動的に売買をしていくというもの。
人間のように感情に流されたり欲に負けて判断が間違わないように処理を進めていくというもの。
その割合で人間裁量する割合とのバランスを取り運用をしているのだが、記憶に残っているLTCMというヘッジファンド、これは経済学の権威や世界のトップクラスの人たちで作られたドリームチームであったが、まさかの破綻。
最近また新しいファンドを立ち上げていました(笑)今度は手堅い運用らしいですが。
記事が取り上げているのは、このクオンツ戦略が模倣されたことによる弊害である。
http://funds.client.jp/faq/quants.html
つまりあっちもこっちも似たり寄ったりのポートフォリオで同じようなクオンツ戦略を取るもんだから
どっちもこっちも同じ結果に偏って全く差別化できないから勝てませんというもの。
そうこれが私にはKFSに感じてしまった。
成功の鍵はクオンツ戦略、クオンツ万歳そしてさようなら
なんで儲けられないの?ということになりました。
そりゃヘッジファンドなのにヘッジになってないし、ゼロサムゲームなら当然の成り行き
バードビューでご覧くださいということ。
KFSって難しいんだなと思いました。そして注意深く物事を見なくてはいけないなと思いました。
それは店長職でも全く同じです。
2007/09/06
KFSはKFFという罠
ラベル: 戦略