衝撃的なニュースです。
この記事を目にした時に衝撃と感動をおぼえた。
新聞にも出てますが、ネットではもちきりです。
ネットは権利について、ずらずらと書かれているが、新聞ではもっと少年にクローズアップした内容。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0708/30/news040.html
スティーブジョブス率いるアップルが6月に発売したアイフォンをAT&T以外の通信網で使えるようにしたということなんです。
米国では個人IDであるSIMカードを携帯電話の会社から購入してカードを入れ替えると同じ端末を他の通信網で使えるようになっているが、このアイフォンはAT&T社以外では使えないように
SIMロックがかけれれている。
この少年、ジョージホッツ君17歳は500時間を費やし会場に成功、同じ通信システムを使うTモバイル社の通信網で使えるようにしてしまった。
これの手順をブログに掲載している(笑)※探したがもう見当たらない。。。
個人的な利用でのこの行為は米国では違法にはあたらないというのは上の記事を見ればわかります。
これで利益を得ようとすると違法なのでジョージホッツ君はフェアレディZと未改造のアイフォン3台をご褒美に貰った上、サーティセル社のコンサルタントを務めることになったというお話。
これで終わった新聞記事は本当の面白みをもう一段掘り下げて書くべきである。
時はさかのぼりスティーブジョブスが16歳のころ、そうジョージホッツ君17歳より1歳若いとき、
ジョブスが何をやっていたかというと、ロン毛で学校にもいかず、フリークといういわゆるオタク集団と行動を共にしていた。フリークが何をやっていたかというと、AT&T社の長距離電話設備をだまして、つまり技術により無料で使用してしまう方法を発見したりして楽しんでいた。技術大好き集団である。
それに使われていたのが、シリアルのおまけの笛で、その笛の音をブルーボックスという装置にしてしまったのが、何を隠そうスティーブジョブスとその友人のウォズニアクである。
この世界のどこにでも無料(違法)で電話がかけられる夢のような小さな箱を学生などに売りさばいて一儲けしたのが、この天才ビジョナリーだったのである。
あれ?ジョブス VS AT&T(笑)
つまり今回の一件、ジョブスとAT&Tの脳裏によぎったのは若き日のジョブスとAT&Tである。
それにしても災難ですねAT&T社は(笑)
そして何に感動したか、それはこのような若者がこれからの世界を創っていくんだという頼もしさ。
困難な問題を解決しようとする探究心、きっとこの若者は目的がはっきりしていて設計を理解し、どこをどうすればいいのかロジックが描けていたのでしょうね。
本当に凄いです。
ということで一段掘り下げたお話でした。
2007/09/02
17歳の少年がiPhoneを改造しロックを解除した!
ラベル: 人物