2007/09/28

興味深い、他人のインプット





興味深い他人のインプットについて、最近凄く気になる人物がいる。
それは、60店舗を束ねるブロック長である。
隣の店舗の店長からも情報を収集したのだが、なんでも全てが1.5倍とか、つまりビデオや読書や、その他なんでもという意味らしいのだが、特に速読について随分とお話をしていたらしい。
また自己投資、年収の10%ぐらいは自分の成長のために突っ込めという具体的な推奨値。
年収に占める賞与の比率が大きい我が社で月々10%とは、相当な額の負担を10ヶ月は強いられることになる。
それでもその額面をまともに自分に投資したら何をするか?とシュミレーションすればなかなか、色々なことに取り組めそうである。
私が、この自己投資(金銭面)とともに感じたのは、やはり時間の投資である。
時間の投資なくして成長はない。
現代、特にWEB2.0のこのご時勢はお金をかけなくてもヘビーなインプットはいくらでも選択できる。
超一級の学術論文だろうが、研究資料だろうが、ネット上にゴロゴロしており、体系的にグーグルを活用すれば、コスト0で急激な成長曲線を描くことも可能だと考える。
問題は時間とインプットするスピードとキャパシティ、そういう点では、速読は1つの手段として有効かもしれない。

中学生のときに速読術の本を読んだ記憶があるのですが、全く持って意味不明で実家の押入れの中に眠っていると思います、速読とは違うかもしれませんが、無音読という読み方は結構スピードが速い。
無意識に黙読をしていることに気づけば、心の声を消すスイッチさえいれれば、スピードはアップする。
そこから飛躍的に速度をあげるとすると?で考えてみたら浮かんだアイデアが
文章ってなんだ?ってことだった。
文章って名詞と接続詞ぐらいしかないんで、文章が肯定なのか否定なのか、疑問系なのか、結論っぽい雰囲気なのかさえ感じられれば十分で、後は単語を知っているかどうか。
英語の世界に飛び込んだとき、分かる単語と接続語から文章を想像してなんとかやりくりするのと同じなんじゃないか?って気づいたんです。
つまり文章全体をスキャンして単語と文章の雰囲気さえわかればOK、大切な内容は太文字で書いてあるのでつかめるはずです。

よって
①無音読を意識的にやる
②単語と接続詞から文章の構造を掴む
この2行で速読のHOW TO本ができあがりです。

但し見知らぬ分野の本だと苦労するので潔く黙読します(笑)

話はそれましたが、ブロック長の件に戻しまして、
そのアウトプットの物凄いこと、物凄いこと、とにかく鮮やかな論理展開がいくつも連続して超高速で流れていってしまうので衝撃的でした。
ここまで素晴らしいアウトプットをするにはインプットの方法論が普通じゃない感じがしました。
1.5倍でヘビーにインプットしているとしたら、それも何年も継続してやっているとしたら、追いつくことも困難で、下手をするとこうしている間にも、あっという間に差が開いている気がします。
なので、負けず嫌いな私はアウトプットで格の違いを見せ付けられてしまい。
その差は歴然なので、インプットだけは絶対に負けないと決意。
あまり無音読は好きではないし、情報を飲み込んでいくような方法はどうかと思うんですが、徹底してインプットで対抗しようと思いました。

そんなんで今日は夕方休憩の時に、
佐藤可士和さんの超整理術を25分で吸収させて頂きました。
そして本の内容をこっそり実践してみちゃいました。
明日のカバンは軽いぞ(笑)
クリエーターなのにひどくビジネスよりなんで驚きました。
私が知っているクリエーターはルーズ、マイペース、どんぶり
そして異常に独創的だったので、このような方は斬新でした。
「キレ」という言葉が可士和さんに良くマッチしました。


まるで麒麟の発泡酒のようですね。

無差別にインプットしても質はアップしないので、
考えて考えて考え抜いてのヘビーインプットをしていこうと
思いました。

(ではまた。)