仕事から帰宅して、いつものように軽くネットにアクセスすると、梅田望夫さんのブログが更新されていた。
http://www.shinchosha.co.jp/foresight/web_kikaku/u132.html
RSSを使うと更新しているかすぐわかるので、とても重宝です。
何よりこのネットの世界には毎日のように爆発的に情報が生まれて、漂っているので最速で貴重な情報にアクセスするには欠かせない機能です。
私はグーグルリーダー(ブログの下にリンクしてあるやつ)を使っていますが、とても便利。
さて本題に戻りまして、梅田さんがブログの中で触れている記事、フローのビジネス、それはコンサルタントの仕事のように一回一回、比較的短期間で成果が実感できるビジネス。
それに対してストックのビジネスとは出口の見えない、長期間にわたり混沌とするビジネスのようなニュアンスでベンチャーキャピタルという仕事を表現しております。
フローつまりキャッシュ、ストックつまり株、ストックオプション。
コンサルタントとベンチャーキャピタルをそれぞれ上手に表現していると感じました。
この内容凄く響いてくるんですが、最近私の会社は人事制度、人事評価制度を変更しました。
それが、このフローのビジネスとストックのビジネスとリンクしているんです。
これまでの評価制度は比較的短期、四半期ないし半期の業績と業務遂行能力によって決められておりました。
私はこの制度、新人店長の頃から不服で、短期集中逃げ切り型の店長が多いこと多いこと。
瞬間だけです。自分が在籍しているその瞬間だけ全力を出してくれればいいという組織を作って力技の店舗運営を繰り返し昇格していくという、ある意味それも凄いテクニックだと思いながら、なんなんだろうか。と日々疑問を感じておりました。
この度の制度改革は、正直、会社を見直しました。
絶対に長期に渡る取り組みは必要で、力の根源であると思います。
つまり会社はストックのビジネスに大きくハンドルを切ったということになる。
これは店長職に向かい合うという意味では目先の利潤に惑わされず、着実に力強い組織を作りこむためには絶対に必要な制度であったと心底感じます。
トップマネジメントからの熱いメッセージですねこれは。
我々はこのストックのビジネスの勝者にならなくてはなりません。
2007/09/15
フローのビジネス、ストックのビジネス
ラベル: 仕事