2007/09/06

ドリンクの戦略

ふと自動販売機を眺めていたら、ドリンクの戦略を感じた瞬間があった。
それはコカコーラである。
最近コカコーラ 0(ゼロ)が発売された。
のどごし、清涼感や味は据え置きでカロリーゼロという健康志向の顧客ニーズにアプローチは見たまんまだったのですが、自動販売機の缶を眺めていたら、もしかしたらと仮説が浮かび上がった。
炭酸飲料はガブ飲みするとゲップは出るし、おなかが膨らんで苦しいから、実は350ML以上は意外にナンセンスじゃないか、振り返ると昔は500MLなんか普通に自販機に入っていたが、女性は当然飲みきれないし、捨てるには勿体無いというのが心理であり、値段が同じでも罪悪感があるので、あえて飲まないことを選択していた隠れコカコーラ瞬間飲みたいぞファンは多かったのかもしれない。
だからこそミニ缶がちょこっと並んでいて、しかもキャップ付(そもそも炭酸飲料に蓋あっても気が抜けるから意味ないと思うが)分けて飲む選択肢までコカコーラは用意したんじゃないか?という仮説。
真相はどうなんでしょ。

それと合わせて、やるな午後の紅茶も紹介しときます。
最近高級感溢れる三角型のスタイリッシュなプラスチックボトルの午後の紅茶を手にとって眺めていたら会社の企みを感じてしまいました。
ボトルから受ける印象。
①高級感=美味しい
②ネーミング、新しいテイスト提案=新しい午後Tのブランディング
隣に旧型の四角いボトルもあったので比較してみて、気づいちゃいました。
旧型は500ML、新型は400MLちょっとなんですね。
なるほど、
1本あたりの量をこっそり減らして利益も確保。
パッ見るかぎり同じぐらいの大きさなのであまり意識しませんが、午後の紅茶もやるもんです。