2008/08/02

社会復帰

香港に帰国早々感じたのは、寂しさ。既に時刻は15時を回っており、翌朝からは社会復帰ですが、急に1人になると手持ち無沙汰になるようで、前日に帰国していた同僚も、同じような状況になり、1人で夜、飲みに行ったそうです。私はと言えば、休暇中に打ち込んでおいたブログに持ち帰った休暇中の写真を取り込んで一斉にアップし、読みきれていなかったブログや、私用メールの情報の読み込み、郵便物の確認、翌日の仕事道具をカバンに入れて準備、生活するための食料の買出し、簡単に夕食を済ませるために外出して、夜は読書と、このメニュで就寝時間となり、最後に今日の1日の流れと私が香港へ戻った後の子供の様子などをスカイプで、妻と話をして早めに床につく。この朝、子供が目覚めると私の姿を探して見つからなかったため「あれ~?」「あれ~?」と言いながら歩き回っていたようで、最後に「コチュ?」と妻に確認したようだ。コチュとは、接骨院のことで、妻が実家に戻ると、接骨院でマッサージをしてもらうことがあり、接骨院=お出掛けという認識があるらしい。その日のお散歩は飛行機を見るたびに指を差しながら、パパ、香港、バイバーイと言っていたということだが、その声が耳についており、脳裏に、その姿が浮かぶだけに寂しさを感じた。初めて香港に赴任する日よりも、実際は一時帰国してから再び家族から離れる、この瞬間のほうが厳しさが倍増するのを味わった。この辛さをバネにとことん戦ってやろうとエネルギーを転化しての社会復帰である。