2008/08/07

精神的強靭さは何処から来るのか

グロービスの堀義人さんのお子さんが囲碁の大会に出ているブログの記事を読んで、ひそかに戦績がきになっていたのですが、初出場4位という結果になったようです。その中で、とても感銘を受ける表現がありました。

http://blog.globis.co.jp/hori/2008/08/434_bdc2.html

ギリギリの中で勝ち切る精神的強靭さを身につけて欲しいと思う。



そういう厳しい体験を子どもの時にしてくれると、大人になってからも
試練を乗り越える精神力が身についていくのだと思う。



「愛情があるならば、試練を与え続けるべきだ」と、僕は思っている。
試練を経た分だけ、人間的な成長を遂げることができるのである。
(抜粋)

子供は適切なタイミングと適切なレベルで、試練を与えられ大きく成長する可能性を秘めている。では我々大人はどうなのだろうか。子供のうちに、このような試練を味わうことなしにメンタルタフネスが身につかないのだろうか。人にもよるだろうが、大人は自ら自分に試練を与え続けて成長すべきだろう。葛藤せずに、生きてきた人間ほど脆いものはない。自分で、何に挑むか決めることも大切だし、決めたら1歩も引かないことだ。負けそうになることなど誰でも同じ、皆苦しいわけだ。自分が思うほど、周囲は楽などしていないし、自分だけ厳しい状況にいるなんてことは殆どない。そう思うのは自由だが、皆必死に戦っているのだ。先延ばしが大好きなひとは、自分に負けている。試練を回避し、日々できない理由探しに明け暮れる。腰砕けの人間にはなるな。腰砕けになって人を嫉むな。自らに試練を与え、自分に勝利すべきだ。

人間の精神の脆弱さは何処から来るのか。

人間の精神の強靭さは何処から来るのかは、実に興味深いことだ。

私もギリギリの中で勝ち切る精神的強靭さを、身に付けたい。