2008/08/29

世界一幸せな国


デンマークが世界一幸せな国に選ばれたそうです。(記事
デンマークと言えば、通貨のクローネの中に日本の50円玉と同じような
穴が開いたものがあります。穴が開いている通貨というのは世界中でも
かなり珍しいものです。そして私の記憶だと、このクローネにハートの
マークが彫られており、これまた幸せな国らしい通貨を持っているという
ことになります。アンデルセンの人魚姫は有名ですね。私もデンマークを
旅したときに、雨でしたが、直接見にいきました。雨だったので、本当に
そこに人魚がいるようにも見えた記憶があります。また王宮に女王陛下が
いらっしゃるときは、衛兵が警備にあたっているのも、面白いですね。
伝統を感じます。そんなデンマーク、確かにリッチにはなれないが、安心して
人生を送れるという社会保障と、経済成長のバランスが絶妙らしいですが
比較的小さな領土ならではの小回りの良さなのでしょう。これを中国が
できるかと言えば、難しいし、国民性もやはりあるのかもしれませんね。
でも香港はどうなのでしょうか。既に自由競争の真っ只中では、いきなり
富の分配をすることは不可能かもしれませんし、分配したことで、生産性が
異常に低下して、国自体が大きく後退してしまうかもしれませんね。


何より大切なのは家族や、あちこちに行ける自由、経済の安定だと言う。「シンプルなライフスタイルの方を選んだの。どこにでも自転車で行けて、お金に振り回されない生活が一番だわ」。
 こうしたデンマーク人の考え方は、“hygge(ヒュッゲ)”という感覚に根ざしているとも言われる。デンマーク人はこの言葉は他言語に翻訳しにくいと語り、解釈が難しい言葉だが、家族の強い絆から生まれる居心地のよさ、楽しさなどを指しているという。
(抜粋)


人生を考える上で、Hyggeは失ってはいけない感覚、丁度、お正月に親戚一同が集まって、こたつに入って蜜柑を食べながら、お雑煮やおせち料理を頂く感じでしょうかね。こちらだと飲茶なんかは、家族でのんびり、会話を楽しみながらしている感覚なのかもしれません。リッチになれる機会平等と、安定して暮らせる機会平等、人間にとって、どちらが幸せなのでしょうか。幸せの条件は、人それぞれだと思いますが、それが人生の目標にもなりそうですね。一度家族で話しあおうと思います。