中国では、鉄は脆く、曲がる、折れる、すぐ取れる。
中国の鉄鋼業の分野を学んだときに、鉄の質の悪さの記述があったが、
それを肌で感じるというか、実体験で感じる今日この頃です。
まだ使っていないアイロン台の溶接部分が包装をはがすと同時にもげた。
溶接が…。
店舗のロッカーキーは、超能力者のスプーン曲げのようによく曲がり、
ドアの金具は頻繁に壊れます。
粗悪な鉄が出回って、それが当たり前に使われており、壊れるのが普通。
という感覚みたいだが、日本人の私からすると、とても変。
少し値段が高くても、1年2年壊れないモノの方が、良い。
この辺の非効率的さを理解すると、もっとこの国は豊かになるのにな。
と思うのです。
橋を渡っているバスに乗っていると、いつも不安です。
四川大地震の記憶も新しいですが、豆腐建築を間違いなく、この国の人は
やっていますし、政府の施設はビクともしないというのも、わかりやすい限り。
鉄は丈夫な方がいいですね。切に願います。
建築のプロがこちらに来たらきっと驚愕の毎日だと思います。
2008/08/15
中国では、鉄は
ラベル: 話題