ユニクロに関する記事で業績不振についてのコメントの解説が出ていた。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20071112/140395/?P=2&ST=nb100usual
「衣料は、景気よりも天気」。かつて柳井会長は、天候に左右されるビジネスモデルの脆弱性をこう表現した。だからこそ、天候がどうであろうとも、「良いデザインだから」「自分に似合うから」「独創的だから」などの理由で来店して、商品を選んで買ってくれる業態を目指して、同社は、2006年以降、ベーシックカジュアルからファッション分野へと舵を切っていた(抜粋)
顧客は雨の日、風の日、雪の日に洋服を買いに行く動機があるのかどいうかが私が感じる命題である。わたしなら晴れた日に買い物に行きたい。なんとしても買いに行く動機はたとえ商品が最高でも起きないのが純粋に私達アパレル企業が向かい合っている顧客の心境ではないかと思う。
そこでどうすればいいか。
悪天候を味方につける。
この一言に集約されると思います。具体的には雨の日に足を運んだらお店でいいことがあればいい。それを告知するための広告販促費は不要だと思う。いつしか顧客が口コミで広げてくれる。雨の日特別価格が常にあれば顧客も「おや?」と思うはず。
解決すべき課題は
①地域の天候差(隣の店舗は晴れていることもある)
②値引きなどの計画が年間の天候に左右される
③臨機応変な現場のオペレーション確立
売れないよりは売れるほうがいいリスクを取って戦うことも必要ではないか。
2007/11/14
天候に弱いビジネスモデル
ラベル: アパレル