インターネットサーフィンという言葉が随分昔に流行りましたが、インターネットつまり情報の大海原で航海をしているととてつもない宝島に遭遇することがあります。この感覚は金山で金を掘りおこしたような気分と似ているのではないでしょうか。とてつもない人がとてつもない人と1つの事で議論している。とても高度な内容で、お互いが持てる限りの知を集結して戦っているような場面に出くわすこともしばしばあり、例えば先日発売された「ウェブ時代をゆく」梅田望夫さんの著書は、単純に私が読むと素晴らしい内容で、とても勉強になると感じてしまいますが、一方で、こんなくだらない作品読むに値しないというような意見もあり、その根拠で論争が起こる。どうして素晴らしいのか、どうしてつまらないのか、このダイナミックなぶつかり合いがインターネット上の知を増幅させる。そしてこの状況を冷静に読んで、言っていること、書かれていることが果たして正しいのか、さらにそのこと自体もWEBから引き出してくることが可能になった。このWEB2.0の持つパワフルさの恩恵を私のようなド素人が享受できるということはなんと素晴らしい時代なのだろうか。またこのように「凄い方々」のインプットの原点を探っていくと、とてつもない集合知にぶち当たることが多い。これが私が言うところの金鉱である。この溢れかえる情報の海の中から有益な情報や人物が集中して存在するポイントが、このインターネット上にウヨウヨしている。身近なところだとMIXIなんかは、お友達が固まってこの空間上に存在している。昔必死に調べても見つけられなかった旧友が以外にあっさり発見できる時代になりました。探偵業も随分と今は変化しているんだろうなと感じた一瞬でもあります。
しかしながら金鉱は掘り当てると最高なのですが、そこをどんどん掘って金を集めるのは大変な苦労です。探すのは容易になったが、採取する能力は磨かないといけないんですね。
そんなことを考えながら今日もせっせと金を採取しております。
2007/11/08
情報の金鉱web2.0
ラベル: インターネット