店長業が多忙だったため、しばらくネットを遮断してリアル世界にどっぷりつかっていましたが、再度あちら側の世界と両軸で自己啓発再開します。最近よく考えていたのは意思決定の速度について、極論すれば、200時間考えた挙句の結論と2秒で考えた結論の重さや賢明さは同等である。そう深く考えることとは時間と比例しているとは限らないことに改めて気がついた。ありとあらゆる情報を駆使して頭をひっくり返したりねじったりしても出した答えは1つ。仕事とは、つまり何かを選択し実行せねばならない両方の選択肢を選ぶ、複数の選択肢を選ぶことはない。だからあれこれ考えて結論を出すのである。ならばなぜ長時間かけて必死に結論を導くようなことが起こり、それをしないといけないのか、意思決定を秒レベルで出せるならそれに越したことはない。というか最高だな、と考えた。
その結果1つの仮説が立てられた。それは、問題や課題、脅威が差し迫ってアクションを起こさないといけない状況になって情報を集めて検証し、1つの結論を導き意思決定をしている限り逃れることができない。間違いなくシンキングタイムになる。それはまるでスーパーコンピューターがプロ棋士を相手に全手を検索すうようなものである。どうすれば良いか。トラップを張り巡らす。まるでくもの巣のようにトラップを張り巡らせておくのである。といっても蜘蛛の糸を出せるわけはないから、思考のトラップを仕掛けておく必要がある。思考のトラップとは何か、それはありとあらゆることを想定して常日頃から考え抜き、自分なりの仮説をいくつも準備していく、未来を読み解いておくことにつきる。そこへまんまと課題や問題が引っかかるのである。それについてはもう十分に考え抜いた思考トラップが仕掛けてあるので、問題に直面した瞬間に意思決定となる。秒だ。
意思決定の速度を最大化するには思考トラップを仕掛けておくことにつきる。
まるでロダンのように毎日考えることが大切である。無駄に考えることは意味がない。起こりえることや起こりえないがリスクをはらんでいるものに集中して思考力を投下することが秘訣かもしれない。
と思った。
2007/11/26
意思決定のスピードとは
ラベル: 仕事