2007/12/13

NHK大河ドラマ



去る日曜日本当に久しぶりにNHKの大河ドラマを見ました。たまたまチャンネルを回したときに目に留まって、ちょっと見ていい?から結局最後まで見ました。武田信玄と上杉謙信の川中島の戦い、丁度次で最終回なので、かなりのクライマックスな回だった。映像で見るのと文字で読むのではやはり印象が違うのだが、この戦いの戦略から詳細までを書いた本があって、これを読んでいたので映像を見ながら、信玄側の置かれていた状況が手に取るように理解でき、軍師、山本勘助の一言の重みが胸に響いた。この戦で多くを失った信玄はその後、謙信と直接戦うことはなくなり、謙信もまた信玄を討ちとる最後の機会を逃したことになる。負けない戦、孫子の兵法を熟知していた信玄の戦略は人生50年の戦国時代では短かすぎたのである。マキュアベリの君主論を掲げた信長が最終的に、戦国時代を制した。最終回の前に時間がある方は読んでみると、もっと歴史の奥深さに感動できると思う。