2007/12/09

ザ・マスター・キー 第8週目



■ザ・マスター・キー 第8週目 想像力を養う
07/12/10週
来週も忙しいそうになるので30分前乗りして書いておきます。8週目ということは約2ヶ月ほど経過したことになるんですね。たった117Pぐらいしか読んでないので、コラム程度の感覚でしかありませんが、コツコツ読んでまとめていくのも面白いと感じている今日この頃です。さて本題、8週の中での印象の変化は、宗教系?⇒スピリチュアル?⇒宇宙精神?⇒意識から行動へ引き寄せる⇒想像力の重要性と段々面白みも納得感もふくらんでくる今後の展開が非常に気になるところです。思考は行動を招くのは誰でも実感でき、その思考が建設的で調和したものなら、結果は善に、破壊的で調和していないなら、結果は悪に同じパワーでもスターウォーズのフォースのように一方は暗黒面に堕ちてしまうパターンと一方は正しくパワーを使い幸福にあるパターンが生じているのによく似ている。この本で引用されたのは、エマソンとカーライルで、エマソンは「より善き牧師」となるため、形式的なピューリタン精神を脱ぎ捨て、新しいアメリカの精神を創造し、自己の内にある道徳(=神)を信頼し、(悪を見ない)光明思想を説いた。そしてカーライルはというと思想は急進的であり、痛烈な社会批判、英雄崇拝論は、保守主義者のあいだでも反発をくらう。彼の言葉に「すべての人間の権利のうちで、愚かな者が賢明な者に支配される、この権利が最も議論の余地のない明白なものである。」があるように、同じ時代を生きて、そして交流もあった二人の明暗をこの本ではうまく引用していて関心しました。本当に対照的である。思考の持ち方は常に建設的であることが賢明であることは明白なようです。またこの章で一番、これは!と思ったのは海に浮かぶ戦艦の話、戦艦の詳細をイメージできる。戦艦の軍事力をイメージできる。戦艦が作られるドッグをイメージできる、戦艦が材料だったころをイメージできる。戦艦が設計されたときのことをイメージできる。戦艦を作れと命令した防衛長官の思考がイメージできる。防衛長官にそれを命令させた国民の思考がイメージできる。その中に自分の思考が存在している。そう遡って想像する力の絶大さは半端ではないのだな。改めてこの文を読んで、そんな見方はしたことがない。こんな思考も存在するのだと感じた。これは今の仕事でも十分活用することができるし、マーケティングを深堀するなら、とんでもない想像力を発揮できる可能性を感じた。マスターキーなかなかやるじゃん。