2万円も払って、カシミヤストールを買ったのにカシミヤ0%とはなんともお粗末な結果である。1050枚も販売していて、チェックが甘かったなんてことが言い訳になるのか非常に疑問を感じる。カシミヤについてはシーズン当初に繊研新聞でも取り上げられていたが、原料の供給が頭打ちで需要拡大のうえに価格を下げろと叩かれては偽装問題も発生しかねないと警鐘を鳴らされていただけに、日本を代表するアパレルのUAがこのような問題を起こすとは衝撃を受けずにはいられない。しかも2万円も払っている顧客はどう感じたのだろうか。その4分の1程度の価格でユニクロではカシミヤストールを購入できてしまうのも、これまた不思議な話。品質偽装問題、これから世間を賑わしそうですね。生産と品質管理は最重要課題なのです。近頃感じるのは人間が生きる為に必要な衣食住それぞれで偽装問題が起こっており、生きるのも注意深くなる必要がある時代になったということでしょうか。食の安全、耐震問題など住まいの安全、そして直接害にはなりにくいが、衣服の安全でしょうか。それもこれも全ては人が引き起こし、被害は人へ返ってきます。本当に自己中心的で無責任な人が増えました。真面目な国民性はどこへ消えたのでしょうか。
http://www.asahi.com/national/update/1226/TKY200712260296.html
2007/12/26
ユナイテッドアローズの偽カシミヤストール問題
ラベル: アパレル