今日、以前から目を付けていた本をまとめ買いしに本屋へ行き、お目当ての本を4冊買い占めて、他に興味を引くような本はないかチラチラ見ていたのだが、人口学と経済学の書籍の中に、なんだ?というような文字が目に留まった。「人口オーナス下のアジア」、「人口オーナス?」もしかして自分が知らない言葉があるのかと思い、中身をペラペラ確認すると目次まで人口オーナス。正しくは人口ボーナスなのに。こんな1冊2000円近い本で、トップのお勧め帯、目次すら誤字があるなんて誰がチェックしているのだろうか。これを一生懸命書いた方はきっと時間と労力を費やしているのに、自分の名前で世の中に出回る本が全て誤字だなんてショックを受けるに違いないと思いました。最終確認を怠るとこうなるのだと教訓になりました。日経のお勧め書籍にもデカデカ掲載されてますし、人的ミスは痛いです。内容は凄くいいのですが。もしかしたらチェックする側の人間が知らないことをチェックしていると起こるのかもしれませんね。人口ボーナスはアジア諸国へ展開してゆくグローバル企業にお勤めの方は知っておいていいことだと思います。アパレル企業も多く出店していることですし、人口ボーナスのメカニズムを利用して商売する場所や商売方法を正しく選択すれば、その恩恵を受けることができます。我々日本の人口ボーナスは既に終焉を向かえ、人口ピラミッドも少子高齢化社会と呼ばれるように団塊の世代と団塊世代ジュニアが底上げをしていることで、既にピラミッドが変形。知的労働集約型へシフト仕切ったと言ってもいいのかもしれません。新興国家や発展途上国家を注意深く観察し、人口ボーナスの恩恵を最大限に発揮できる条件を国として有しているかを検証してゆけば、商売が打てる国と具体的なビジネスプランがイメージできるようになると思います。