先日行われたエリアの会議(テストの後で研修丸一日)、その後で懇親会が居酒屋で行われた。師走ということもあり、皆さん忘年会シーズンで真っ赤な顔したサラリーマンで満席、大行列状態。ひさびさに見ましたが、世の中の普通の景色なんですねこれが。帰りの電車で程よく酔っ払ったサラリーマンの群れの隣に立って、その人たちの会話をずっと駅に着くまで聞いておりました。どうやらIT関連で、海外との取引もあるような会社でした。2つ私に取って興味深い話をしていました。
①長時間労働
②英語のスキル
①の長時間労働、どうやらいつも帰宅は23時か終電のようで、慣れちゃったよねという話。なんでも長崎出張はきついらしい。IT業界は残業が多く長時間労働なのかな?朝電車で勉強しようとしているけど寝てしまうんだよねと、全会一致でした。そんなに連日長時間拘束されていたら、集中力がないと質の高い仕事はできないのではないかなぁなんて考えながら、朝の満員電車に押し詰められて下を向いて眠っている姿や帰宅するための最終電車にゆられて舟こぎをしている様子など容易に浮かびました。
②英語のスキル、同僚の●●はTOEIC980点なんだよ、とか信じられないとか、僕は860点だけどね維持するのが大変などかなり盛り上がっていました。帰国子女は強いよなぁ、いくらやっても駄目だ。などなど色々な話が聴けて面白かった。そのとき思ったのは確かに英語はできた方が断然いいと思うが、どうなんだろうか。そもそも中身がないとアウトプットする手段としての英語だから、どちらかというと中身を磨かないことには肝心のアウトプットがペラペラになって、英語がペラペラでも仕事がペラペラ(薄い)なんてことになりかねやしないか。とサラリーマン達の会話を聞きながら色々考えてみた。英語はやろうと思えば後からついてくるから、今は自分の場合は切り捨てないとインプットの時間が捻出できない状態だなぁ、梅田望夫さんは英語圏でのインターネット上の情報の質と量が圧倒的に充実していくなかで取り残されない為にも学ぶべきとおっしゃっていたなぁ、でも何の為の英語かを定義しないと的外れになるし。でもインド人はフラット化する世界で、米国会計士の仕事を侵食できる理由は英語という言語を習得していることが強みとなっているんだよね。やっぱり大切なのかな。と思った私もサラリーマンと言えばサラリーマンだよなとサラリーマン体験をした10分間でした。
2007/12/09
電車の中でサラリーマン体験
ラベル: 仕事